【台湾開運旅】考えないほうが、うまくいく
台湾へ行ってきた。
今回の主な目的は、“時限式”という合法化されたポーカーに参加することだった。
まずはミニマムレートが低く、気軽に遊べる場所を調べに調べて目星をつける。
ところが、1,400TWD(約7,500円)を握りしめて向かったところ、実際には3,400TWD(約17,500円)からのゲームしか開催されていないという。

どうやら台湾でもポーカーブームの影響なのか、メジャーどころでは3,400TWDが主流らしい。
想像以上のレートに驚いた。
「カジノ女子」では、“ちょっと遊んでみる”ことを推奨している。
今後は『世界のカジノを1万円で遊んでみたら』というシリーズも考えていて、台湾はその第一弾になるはずだった。
しかし、その時すでに深夜0時半。
かなり疲れていて眠い。
この状態で3,400TWDを握って座っても、冷静にプレーできる気がしない。
少し負けるくらいなら、お土産代に回したい。
そう考えて、今回はきっぱりポーカーを諦めることにした。
代わりに、たまたま空いていたマッサージ店へ。
ゆっくり施術を受け、翌日の街歩きと小旅行に備えることにした。

そんなわけで、ポーカーの詳しいレポートはできない。
代わりに、現地で体験した「占い」について書こうと思う。
『紫微斗数(しびとすう)』という占いをご存じだろうか。
中国で生まれた伝統的な占術で、生年月日や出生時間から命盤を作り、運命や人生の流れを読み解いていく。
もともと私は占いが好きだ。
動物占い(個性心理学)の資格を取ったこともあるし、四柱推命、九星気学、マヤ暦など、その時々でいろいろハマってきた。
そんな中、最近気になっていたのが、この「紫微斗数」。
特に台湾では盛んな占いらしく、せっかくなら本場で見てもらいたいと思っていた。
台北の占い横丁は有名どころが二つある。
龍山寺と、行天宮だ。
どちらも大きな寺院の地下道に占い店が連なっていて、独特の雰囲気がある。
私は18時半ごろ、行天宮の占い横丁へ向かった。
ガイドブックには「18時まで」と書かれていたが、「まあ、どこかは開いているだろう」と半分勘で行ってみる。
すると、その勘は当たり、22店舗ほどあるうちの3分の1くらいはまだ営業していた。

何軒か見て回ると、意外と紫微斗数を扱っている店は多い。
ただし、料金は明らかに高めだった。
四柱推命(1,000TWD)などと比べると、だいたい2〜3倍。
やはり“特別感”のある占いなのかもしれない。
最終的に、直感で気になったお店へ。
「四柱推命、手相、紫微斗数込みで1,200TWDでいいよ」
そう言われ、そこに決めた。


生年月日と出生時間を伝えると、占いが始まる。
名前は必要ないらしい。
占い師さんは、日本語と中国語を交えながら、時々翻訳アプリも使って説明してくれた。
デスク脇のiPadのような端末で命盤を確認しながら、性格、仕事、健康、夫婦の相性、子どもの性格、今後の運勢などを次々と見ていく。
……これが驚くほど当たっている。
特に性格や仕事面は、「なんでそこまで分かるの?」と思うほどだった。
さらに、
- 参拝したほうがいい時期
- 身につけるとよい色
- 相性のいい柄
なども教えてくれた。
そして最後に、何度も言われたのが、
「考えすぎないこと」
だった。
実際、私はかなり考え込むタイプだ。
あれこれ準備し、調べ、慎重に動く。
でも今回の台湾旅は、むしろ“考えなかったこと”のほうが、うまく流れていた気がする。
ポーカーを無理に打たなかったこと。
直感で占いに入ったこと。
結果的によかった。
ちなみに占いでは、「52歳であることをする」と予言されたのだが、今のところまったく予定がない(笑)。
もし本当に実現したら、また報告しに来ようと思う。
鑑定は40分ほどで終了。
さらに、「50歳以降はずっと運勢がいい」と言われた。
くしくも、ちょうど日本にIRが開業する時期とも重なる。
もちろん、人に希望を持たせるのも占い師の仕事だろう。
でも、せっかくだから、今回はその言葉を素直に信じてみることにした。
その後、台北屈指のパワースポットとして知られる
松山慈祐宮
にも立ち寄った。
道教・儒教の神様が大集合した、大変豪華絢爛な寺院で、
いるだけでなんだかパワーを感じる。

2つの木片を3回投げ、連続して表と裏が出れば「神様のお許しが出た」という意味になる。
私は聞いてみた。
「“考えすぎない”でやっていけますか?」
答えは、YES。



5階まで登って夜の台北を見下ろすと、不思議と心が軽くなっていた。

考えないほうが、うまくいく。
しばらくは、この言葉を合言葉にしてみようと思う。
